この三連休中、手持ちの現金が乏しくなり、銀行も休みなので最寄りのコンビニのATMで10万円を引き出した。
利用明細を見ると取引後残高がマイナス10万円。そんな筈が無いのに、深く考えず帰宅して暫く放置。
その後、やはりおかしいと思い返し再度確認すると、何とローン口座から下した事になっている。自慢では無いが、私はかって住宅ローンがあった以外、借金というものをしたことが無い。
先ずは誤った手続きを取り消さなければならない。何とか楽に済まそうと自宅のパソコンを立ち上げネットバンキングに接続、あれこれ眺めたがそれらしい項目は無い。
結局またコンビニへ行き、銀行口座から現金を引き出し、ローン口座に返済するという極めて原始的な手続きにより事なきを得た。
この不手際を起こした原因は明らかである。キャッシュカードの向きを反対にして入れてしまったのだ。そもそもローンの借り入れをしない者に、このような機能が付いたカードは必要ない。
例えばこれが銀行の窓口であったならば、決して起きない事案であろう。先ず私は銀行口座の支払票を使うし、百歩譲って間違えたとしても、窓口業務をしている行員が、不思議に思い疑問を投げかけてくるに違いない。
確かに世の中便利になったが、思わぬ落とし穴があるものだ。ところで、これはボケの始まりではないのか?