你会打麻将吗(あなたはマージャンが出来ますか?)

 事情があってここ四ヶ月あまり断酒をしていた。ところが突然二日続けて酒会があり、根が嫌いではないのでノコノコ出掛けていった。

 その事を親しい知人に連絡すると、「おー、二日続けて連チャンですね・・・」とのメールが届いた。

 それを見て私はふと考えた、『彼女は麻雀をしたっけ?』。言うまでもなく「連チャン」とは「連荘」と書き、麻雀において親が連続して続く事を言う。

 このように我々の生活の中には、多くの麻雀用語と思われる言葉が溶け込んでおり、特に違和感もなく使われている。例えば、トイメン(对面)、メンツ(面子)、テンパる聴牌る)等が代表的である。

 これらの言葉が老若男女を問わず使われているところを見れば、もはや麻雀とは関係のない日常用語となった感がある。

 かって私が大学生だった頃、校舎の周りは喫茶店雀荘だらけで、教室に顔見知りの者が四人揃えば、平気で受業をサボり麻雀を打ちに行ったものである。

 その後、社会人となると遥かに年上の先輩達から誘われるようになり、また客接待にも出かけていった。しかし、我々世代より若い人は殆ど麻雀をしなくなった。しないと言うより知らないと言った方がより正確かも知れない。

 それでもなお用語だけは脈々と生き続けているようだ。

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ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい

 どうやら明日10月1日から、タバコが値上がりするらしい。喫煙の習慣が無い私にとっては、全く関係ない話ではあるが、愛煙家にしてみれば重大問題なのだろうと思う。

 そもそもこの値上げは、国が定める「たばこ税」が増税される事に依るところが大きい。

 増税額は一番需要が多そうな紙巻きたばこが1.0円/本。従って1箱20本入りの場合は20円。

 ところが、実際の小売値は約40円値上がりする。この事に対し旧専売公社、現日本たばこ産業は、「たばこの販売数量の大幅減少に対し、品質・ブランド価値を維持する為には増税分以上の定価改定が必要」とよく判らないコメントを発表をしている。

 この値上げは(当然のことながら)、全国1900万人と言われる受益者(喫煙者)が全額負担する事となる。

 いっその事これを機に、たばこを止めてしまえば楽なのではないかと考えるも、なかなかそうはいかないのだろう。なんといっても喫煙によるニコチン依存症は、中央社会保険医療協議会から正式に認められた歴とした疾患なのだ。

 病気なのでたとえ値段が幾らになろうとも吸う人は吸うし、なまじ禁煙などしてイライラされても困る。「イライラしたから」というのは、今や立派な殺人の動機となり得るからだ。念の為に申し添えるが喫煙者が犯罪予備軍とは言ってはいない。

 尚、本ブログのタイトルは、稀代のソングライターだった、かまやつひろしの作品から拝借。このたばこを吸えば、たちどころにフランスに行った気分になるらしい。  但し、私自身、ゴロワーズというたばこを吸ったことが無いので責任は負いかねる。悪しからず。

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お立寄り下さった皆様に御礼申し上げます

    風のかたみの日記 を開設して半年が経ちました

 そんな事は全く気にもかけていなかったが、本日「はてなブログ」からのメールがそう知らせてくれた。

 半年前と言えばちょうど桜が満開。そして暑い夏が訪れ、今、秋を迎えようとしている。その間に投稿したウェブログは66、それに対するアクセス数は5,018。

 この五千という数字、それは顔も名前も存じ上げない方々の足跡。

 私は改めてこの場を借りて御礼申し上げたい。

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今日は十五夜

 ♪ そそら そら そら ウサギのダンス、タラった ラった ラった・・・♪

このままこの歌で終わってしまったらお叱りを受けそうなので、早速本題へ。

 さて、肉眼で見てもわかる月の黒い部分は「海」と呼ばれているが、当然地球と同じように大量の水は・・・無い。(日光が当たらない極地付近には少しあるらしい)

 そしてその海と白く輝く山岳部分とが織りなす模様を、日本ではウサギが餅をついていると言ってきた。

 これが中国ではひき蛙、ヨーロッパでは木に繋がれたロバ、ロシアでは老女の横顔となり、人の見方も人種や文化によって随分変わるものだとつくづく思う。(諸説あり)

 我が国のわらべ歌、十五夜お月様を見て跳ねるウサギは、月にいるのか地上にいるウサギなのか定かでは無い。それはともかく今日、九月二十四日の十五夜は特別な十五夜である。

 ご存知の通り、十五夜(満月)は平均29.5日周期で起きる現象だが、これは月が地球の周りを公転している為であり、従って我々は一年に12回、満月を見る事が出来る。

 では何故今日が特別なのか。別にここ迄引っ張らなくても、最初から「中秋(旧暦八月十五日)の名月」と言えば済む事であった。(尚、「仲秋」は旧暦八月全体の意)

 我々は先祖の代から、この日に、様々な収穫の恵みを天に感謝する為、ススキと団子を用意し東の地平線から昇ってくる月を愛でて宴を催して来た。

 どうだろうか、天気が良ければ今夜は一千年前の貴人に倣って、名月をツマミに一杯やっては。

 尚、満月は光度が高過ぎて天体望遠鏡の観測には向かないと言われているので、肉眼の方が良いかも知れない。

 伝えたい情報が余りにも多く支離滅裂になりそうなので、ここで筆を置きたい。尚、英語でルナティックと言えば狂人の事である。 

                         ・・・耳に鉢巻 ラった ラった ラった ラ ♪ 

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秋風通信

 今朝散歩しようとTシャツ一枚で外に出たところ、大袈裟ではなく思わぬ寒さに身震いをした。気温は定かではないが、間違いなくこれまでとは異なる清涼な空気だ。

 そう言えば、このところ朝日は遅く、夕日は早い。普段起床する午前五時は未だ暗く、午後七時にはもうすっかり日が落ちている。最近流行りの言い方をすれば、「平成最期の夏」は終わってしまったようだ。

 今年の猛暑は確かに厳しく辟易したが、これから迎える季節は何処か切なく、何故か人恋しい。

 「暑さ寒さも彼岸まで」、母親手製のおはぎを食べることが出来なくなって、何度目の秋が巡ってきたのだろう。

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突然、債務者になった朝

 この三連休中、手持ちの現金が乏しくなり、銀行も休みなので最寄りのコンビニのATMで10万円を引き出した。

 利用明細を見ると取引後残高がマイナス10万円。そんな筈が無いのに、深く考えず帰宅して暫く放置。

 その後、やはりおかしいと思い返し再度確認すると、何とローン口座から下した事になっている。自慢では無いが、私はかって住宅ローンがあった以外、借金というものをしたことが無い。

 先ずは誤った手続きを取り消さなければならない。何とか楽に済まそうと自宅のパソコンを立ち上げネットバンキングに接続、あれこれ眺めたがそれらしい項目は無い。

 結局またコンビニへ行き、銀行口座から現金を引き出し、ローン口座に返済するという極めて原始的な手続きにより事なきを得た。 

 この不手際を起こした原因は明らかである。キャッシュカードの向きを反対にして入れてしまったのだ。そもそもローンの借り入れをしない者に、このような機能が付いたカードは必要ない。

 例えばこれが銀行の窓口であったならば、決して起きない事案であろう。先ず私は銀行口座の支払票を使うし、百歩譲って間違えたとしても、窓口業務をしている行員が、不思議に思い疑問を投げかけてくるに違いない。

 確かに世の中便利になったが、思わぬ落とし穴があるものだ。ところで、これはボケの始まりではないのか?

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2018年宇宙の日

 スーパーへ買い物に行こうとして車のエンジンをかけると、カーナビが今日は宇宙の日だと教えてくれた。

 「ふーん、そうなんだ」と思い、調べると、1992年の9月12日、毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙に飛び立ったことから、日本ではこの日を宇宙の日と定めたとの由。という訳でごく短い宇宙ネタを。 

 

 さて唐突ながら、アンドロメダ銀河(大星雲)が時速44万kmの猛スピードで、我が太陽系が属する天の川銀河(銀河系)に接近している事をご存知だろうか。

 いずれ銀河衝突する事も判っており、そうなれば地球だってただでは済まないだろう。最早、猛暑云々と言っている場合では無いのである。

 唯一つ救いがあるとすれば、アンドロメダと地球との距離は250万光年あり、衝突は40億年先の見込。尤もその頃には地球の磁気ダイナモが停止することにより、地表面が高温化、生物は死滅していると考えられている。(何で判るのだろう)

 まあ、そんな事考えながら、偶には星空を見上げてみては如何だろう。

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