父の日

 以前「母の日」に因んだブログ書いたのに、「父の日」に触れなければ片手落ち(差別、または放送禁止用語かも)になると考え、取敢えず試みる事とした。

 私の勝手な思い込みかも知れないが、人は成長過程に於いて程度の違いこそあれ、必ず反抗期を迎える(かな?)。

 特に男子の場合、G.フロイトに言わせれば「エディプス・コンプレックス」、そのエディプスとはギリシャ悲劇に登場するテーバイの国王の名。そしてギリシャと言えば神話。尚この論旨の展開には、かなり無理があると思う

 が、構わずに続ける。

 神話はストーリーよりも、むしろ隠された背景を読み取る事が肝要。例えば八岐大蛇を退治したら、何故「草薙神剣」が出てきたのだろうか。

 私の回答はこうだ。かって出雲の国は幾つもの河川の洪水に悩まされていた。八岐大蛇はそれを象徴し、併せて草薙神剣は鉄鉱石の産地であった事を伝えているのである。

 ところで一体何が言いたかったのか。私は中学から高校までの6年間、父親と殆ど口を聞かなかったし、何か言えば必ず喧嘩になった。

 結局、父母、何方にも親不孝で愚かな息子だった。それを言う為だけに随分遠回りをした。情けない事に相変わらず愚かなままである。

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