♪ そそら そら そら ウサギのダンス、タラった ラった ラった・・・♪
このままこの歌で終わってしまったらお叱りを受けそうなので、早速本題へ。
さて、肉眼で見てもわかる月の黒い部分は「海」と呼ばれているが、当然地球と同じように大量の水は・・・無い。(日光が当たらない極地付近には少しあるらしい)
そしてその海と白く輝く山岳部分とが織りなす模様を、日本ではウサギが餅をついていると言ってきた。
これが中国ではひき蛙、ヨーロッパでは木に繋がれたロバ、ロシアでは老女の横顔となり、人の見方も人種や文化によって随分変わるものだとつくづく思う。(諸説あり)
我が国のわらべ歌、十五夜お月様を見て跳ねるウサギは、月にいるのか地上にいるウサギなのか定かでは無い。それはともかく今日、九月二十四日の十五夜は特別な十五夜である。
ご存知の通り、十五夜(満月)は平均29.5日周期で起きる現象だが、これは月が地球の周りを公転している為であり、従って我々は一年に12回、満月を見る事が出来る。
では何故今日が特別なのか。別にここ迄引っ張らなくても、最初から「中秋(旧暦八月十五日)の名月」と言えば済む事であった。(尚、「仲秋」は旧暦八月全体の意)
我々は先祖の代から、この日に、様々な収穫の恵みを天に感謝する為、ススキと団子を用意し東の地平線から昇ってくる月を愛でて宴を催して来た。
どうだろうか、天気が良ければ今夜は一千年前の貴人に倣って、名月をツマミに一杯やっては。
尚、満月は光度が高過ぎて天体望遠鏡の観測には向かないと言われているので、肉眼の方が良いかも知れない。
伝えたい情報が余りにも多く支離滅裂になりそうなので、ここで筆を置きたい。尚、英語でルナティックと言えば狂人の事である。
・・・耳に鉢巻 ラった ラった ラった ラ ♪