エンジンを掛けるとカーナビが立ち上がり、「今日はMM月DD日、XXの日です」と教えてくれる。それで11月11日は世界平和記念日だと言う。
恐らく第一次世界大戦終結(停戦協定調印)の事であろうとは推測したが、あまり聞きなれない言葉であるし、帰宅後調べてみた。
ネット情報によれば、やはり今から丁度百年前の今日、即ち1918年11月11日の事を指しているらしい。
平和と聞いて、果たして争い事の無い世の中などあったのだろうかと考えた。そもそもずっと平和が続いていれば、「平和」という言葉さえ誕生しなかったのではなかろうか。
勿論、戦争や紛争など起きずに済むに越したことはない。しかし攻撃、戦闘などに因る大量死は必然という説も存在する。種の保存=個体的調節理論がそれだ。
この理論を人間に当てはめれば、人口の増加=食料難。これを回避する為、戦争が起きる事になる。このような生存に関する根源的な発想は極めて分かり易い。
まあ、人の生き死にを簡単に述べる事は甚だ不謹慎と考えるので、ここで終わりにして、後はこの事から思いついた言葉を羅列するに留める。
種の保存、大量死、パンデミック、黒死病、鼠、ハーメルンの笛吹、レミングの大移動、ペスト、スペイン風邪、第一次世界大戦、第二次世界大戦、原子爆弾、BTS。
最終的外交手段。
昨今、現在の世界情勢が第一次世界大戦前に似ていると唱える専門家もいるようだが・・・。