SNS

 従前より「今日こそは更新」と書き溜めた下書きを見ながら思っていたが、またしてもこのブログを暫く放置してしまった。私が幾つかの所謂SNSに登録し、時折それぞれに投稿している事は既に述べたが、如何せんバイト店員もいないワンオペ・コンビニ状態の為、どれかに没頭すると、どうしても他が滞ってしまう事は止むを得ない。

 多数のSNSに手を出す事は結構時間と労力を消費し、自ずとやれる範囲にも限界を感じてしまう。それでも趣味として好きでやっている事なので、無理の無い程度に最善を尽くす考え方に変わりはない。

 さてそのSNSでは、フォロワー、友達、読者、登録者など表現は違うが、言うなればコアな支持者登録のシステムがあり、そこの主としては、そのような人達をより多く増やしたいと考えるのが人情というものだろう。何と言っても民主主義の世の中にあっては多数決が原則であり、数は力だ。

 本当は「そんな事どうでもいいじゃん」と言いたい、少々捻くれ者である私としても、これには異論無く、このブログに於いて35名の読者の方がいると考えれば励みになり、大変有難く思っている。

 ところで、数あるSNSの中で私が最初に手を出したのはTwitterで、2014年の1月から利用を開始した。しかるに既に五年以上経過しているにも関わらず、未だにフォロワー数200名程度のまま。これを書き始めた矢先、開始から半年でフォロワー2000を超えたという他人のツイートを見たばかりなので、少し複雑な気もしないではない。

 しかし、これは只々私自身のTwitterに対する姿勢に因るものであろう。何故ならフォロー/フォロワーが増え、タイムラインの件数が多くなると、各人のツイートに充分目を通す事が出来なくなってしまい、ミュート等を設定すれば表示数を抑えらるが、それはあまり愉快な状況と思えない性格の為である。

 一概には言えないにせよ、著名人ではなく多数のフォロワーを抱えている人を見ると、自らのフォロー数が非常に多い傾向がある。所謂100%相互フォローを謳い文句にし、やたらとリツイート数が多いタイプで、タイムライン占有率もかなり高い。まとめて数十件続くとはっきり言ってうんざりする。

 勿論、人それぞれであるので非難はしない。それどころか、決して嫌味ではなく、毎日数十件もリツイートしたりする人は、尊敬と迄は言わないにせよ凄いと思うし、自分にはとても真似出来ないと考えている。

 一方、自らのポリティカルな立場を声高に主張し、支持者を募る人達も数多くいる。私も選挙権を持つ国民の一人として、政治に全く興味が無いと言う事はあり得ない。新聞は読むし、時間があればテレビの国会中継も見る。少なくとも投票には必ず足を運んでいる。しかし、ネトウヨ、パヨクといったラベリングには組したくはない。何故なら制限された文字数で何かを発言する事は誤解を招き易く、互いの罵倒大会に発展、遂には通報合戦による相手アカウント閉鎖に終始せざるを得なくなる。

 さて、私はそこで一体何をしているのか。結局当たり障りの無い発信を繰り返しているに過ぎない。そしてそれがコアな支持者が増えない最大の理由かも知れないと考えたりしているのだ。

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