天叢雲剣

 いよいよ元号が平成から令和に変わる日が近づき、今上天皇陛下が退位することを伊勢神宮に報告される「親謁の儀」のニュースをテレビで見た。天皇の退位に際し執り行われる儀式は全部で十一あると言われているが、当然そのような事までは知らない。

 私は特段国粋主義者では無く、ただごく普通に自分が生まれたこの日本という国を愛しており、また天皇制を否定するものでも無い。

 このように述べた瞬間、こいつはネトウヨだと思い不快感を抱く人がもしいれば、どうぞ今直ぐ立ち去って頂いても構わない。

 さて、上記の「親謁の儀」を行う為に三種の神器の内、勾玉と剣が皇居から携帯されたという。ご存知の通りこの二つの正式名称は「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)と「天叢雲剣」(あめのむらくものつるぎ)である。

 三種の神器天皇の正統性を証明する物とされており、二つでは足りないのではないかと疑問に思ったところ、伊勢神宮御神体がもう一つの神器「八咫鏡」(やたのかがみ)との事で、わざわざ持って行く必要は無かったのだと納得した。

  残念なことに「親謁の儀」についての知識は全く無いが、「親謁」とは天皇が自ら参拝する事をさすそうなので、天照大神へ退位する旨報告するという事なのだろう。

 ところで私は以前、このブログにおいて先に述べた「天叢雲剣」につき記述していた事を思い出した。

 以下のリンクを再掲するので興味があれば御一読されたい。

kaze-no-katami.hatenablog.jp

 

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