もうすぐ六月

 五月最後の週末、早朝から南寄りの風が街路樹の枝を激しく揺らし、時折雨脚が強まる。昼前に発令された大雨警報は午後には解除になったが、依然大気は不安定な状態が続き、夜半を過ぎても突然の雷雨に見舞われた。

 明日はまた真夏のような日差しが戻って来るらしい。だが、多分それは梅雨入りが近い事を告げる予兆。間もなくあの蒸し暑くて鬱陶しい雨の日が始まり、凡そ1ケ月間続く。くれぐれも大きな災害が起きない事を願うばかりだ。

 日本には四季というものがあり、折々の花鳥風月を愛でることが出来る。従って梅雨には梅雨の楽しみ方があるのかも知れないが、私は昔から雨降りは苦手だ。

 尤も雨を不得手にしているのは私に限らず、アメリカ人にもいるようだ。かのポール・ウイリアムズも自ら作詞した「雨の日と月曜日は」で歌っている。 

 ♪ Hanging around, nothing to do but frouwn.

     Rainy days and Mondays always get me down. ♪

 (しかめっ面でウロウロするしかない 雨の日と月曜日はいつも憂鬱だ)

 雨が降ると私の楽しみのひとつ「写真散歩」も出来なくなる。勿論、時には晴れる日もあるだろうが、偶々その日に限って他の予定が入る等という不運はよくある話だ。やはり、梅雨はどうも好きになれない。

 ただ、今月またひとつ歳を重ね、漠として感じるところもある。『もしかしたら今年の梅雨が私にとって最期の梅雨になるかも知れない』

 何とも大袈裟な言いようだ。それは自分でもよく判っている。しかし、常にそのような気持ちを持っていれば、目に映るすべての事が、限りなく美しく愛おしい存在となり得るのではないだろうか。

 さて、すっかり前置きが長くなってしまった。最近撮影した写真から何点か選んでみた。ご覧願いたい。

 (いつも通りPCではクリックで画像拡大)

 【サラサウツギ(気品)】

          

 【シモツケ(儚さ)】

          

 【スイカズラ(愛の絆)】

          

 【ヤマボウシ(友情)】

          

 【ムシトリナデシコ(青春の恋)】

          

 ユキノシタ(深い愛情)】

          

 【シチダンカ「別名:幻の紫陽花」(辛抱強い愛情)】

          

 アジサイ(元気な女性)】

          

 【すっかりお馴染み「カワセミ」】

          


 ところであなたは、どの季節が好きかと聞かれたら何と答えるだろうか。