GWを迎えて(1)

 今年のゴールデンウイークも、特に此れという予定は何も無い。

 取敢えず何をするか、そう言えば村上春樹の「騎士団長殺し」以降、本を読んでいないような気がして、以前から気になっていた井上円了の「妖怪玄談」を入手。

 タイトル、装丁共に一見トンデモ本ぽいが、然に非ず。井上円了(1858ー1919)は幼少の頃から秀才の誉れ高く、東京大学文学部哲学科に進学後、諸学の基礎を哲学に定め1887年、現東洋大学を創立。迷信から真理、妖怪から宇宙へと自論を展開した。これから読み始めるのが楽しみでならない。

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