風のかたみの日記 を開設して半年が経ちました
そんな事は全く気にもかけていなかったが、本日「はてなブログ」からのメールがそう知らせてくれた。
半年前と言えばちょうど桜が満開。そして暑い夏が訪れ、今、秋を迎えようとしている。その間に投稿したウェブログは66、それに対するアクセス数は5,018。
この五千という数字、それは顔も名前も存じ上げない方々の足跡。
私は改めてこの場を借りて御礼申し上げたい。
♪ そそら そら そら ウサギのダンス、タラった ラった ラった・・・♪
このままこの歌で終わってしまったらお叱りを受けそうなので、早速本題へ。
さて、肉眼で見てもわかる月の黒い部分は「海」と呼ばれているが、当然地球と同じように大量の水は・・・無い。(日光が当たらない極地付近には少しあるらしい)
そしてその海と白く輝く山岳部分とが織りなす模様を、日本ではウサギが餅をついていると言ってきた。
これが中国ではひき蛙、ヨーロッパでは木に繋がれたロバ、ロシアでは老女の横顔となり、人の見方も人種や文化によって随分変わるものだとつくづく思う。(諸説あり)
我が国のわらべ歌、十五夜お月様を見て跳ねるウサギは、月にいるのか地上にいるウサギなのか定かでは無い。それはともかく今日、九月二十四日の十五夜は特別な十五夜である。
ご存知の通り、十五夜(満月)は平均29.5日周期で起きる現象だが、これは月が地球の周りを公転している為であり、従って我々は一年に12回、満月を見る事が出来る。
では何故今日が特別なのか。別にここ迄引っ張らなくても、最初から「中秋(旧暦八月十五日)の名月」と言えば済む事であった。(尚、「仲秋」は旧暦八月全体の意)
我々は先祖の代から、この日に、様々な収穫の恵みを天に感謝する為、ススキと団子を用意し東の地平線から昇ってくる月を愛でて宴を催して来た。
どうだろうか、天気が良ければ今夜は一千年前の貴人に倣って、名月をツマミに一杯やっては。
尚、満月は光度が高過ぎて天体望遠鏡の観測には向かないと言われているので、肉眼の方が良いかも知れない。
伝えたい情報が余りにも多く支離滅裂になりそうなので、ここで筆を置きたい。尚、英語でルナティックと言えば狂人の事である。
・・・耳に鉢巻 ラった ラった ラった ラ ♪
今朝散歩しようとTシャツ一枚で外に出たところ、大袈裟ではなく思わぬ寒さに身震いをした。気温は定かではないが、間違いなくこれまでとは異なる清涼な空気だ。
そう言えば、このところ朝日は遅く、夕日は早い。普段起床する午前五時は未だ暗く、午後七時にはもうすっかり日が落ちている。最近流行りの言い方をすれば、「平成最期の夏」は終わってしまったようだ。
今年の猛暑は確かに厳しく辟易したが、これから迎える季節は何処か切なく、何故か人恋しい。
「暑さ寒さも彼岸まで」、母親手製のおはぎを食べることが出来なくなって、何度目の秋が巡ってきたのだろう。
この三連休中、手持ちの現金が乏しくなり、銀行も休みなので最寄りのコンビニのATMで10万円を引き出した。
利用明細を見ると取引後残高がマイナス10万円。そんな筈が無いのに、深く考えず帰宅して暫く放置。
その後、やはりおかしいと思い返し再度確認すると、何とローン口座から下した事になっている。自慢では無いが、私はかって住宅ローンがあった以外、借金というものをしたことが無い。
先ずは誤った手続きを取り消さなければならない。何とか楽に済まそうと自宅のパソコンを立ち上げネットバンキングに接続、あれこれ眺めたがそれらしい項目は無い。
結局またコンビニへ行き、銀行口座から現金を引き出し、ローン口座に返済するという極めて原始的な手続きにより事なきを得た。
この不手際を起こした原因は明らかである。キャッシュカードの向きを反対にして入れてしまったのだ。そもそもローンの借り入れをしない者に、このような機能が付いたカードは必要ない。
例えばこれが銀行の窓口であったならば、決して起きない事案であろう。先ず私は銀行口座の支払票を使うし、百歩譲って間違えたとしても、窓口業務をしている行員が、不思議に思い疑問を投げかけてくるに違いない。
確かに世の中便利になったが、思わぬ落とし穴があるものだ。ところで、これはボケの始まりではないのか?
スーパーへ買い物に行こうとして車のエンジンをかけると、カーナビが今日は宇宙の日だと教えてくれた。
「ふーん、そうなんだ」と思い、調べると、1992年の9月12日、毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙に飛び立ったことから、日本ではこの日を宇宙の日と定めたとの由。という訳でごく短い宇宙ネタを。
さて唐突ながら、アンドロメダ銀河(大星雲)が時速44万k
いずれ銀河衝突する事も判っており、そうなれば地球だってただでは済まないだろう。最早、猛暑云々と言っている場合で
唯一つ救いがあるとすれば、アンドロメダと地球との距離は250万
まあ、そんな事考えながら、偶には星空を見上げてみては如何だろう。
人には「思い込み」というものがあって、なかなか上書きが効かないものである。私の知人の最初の思い込みは未だ幼稚園に行く前、家にあった電蓄で聞いた「東京のバスガール」という歌の歌詞を間違って覚えた事だったという。
その歌詞は、
若い希望も恋もある
ビルの街から山の手へ
紺の制服身に着けて
私は東京のバスガール
発車オーライ
明るく明るく走るのよ
というもので、勿論幼児の彼は意味など全く理解していなかったが、終わりの部分だけ覚えてしまってよく歌っていたそうだ。
だが、何故か「明るく」を「赤来る」と、今であれば志位委員長が泣いて喜ぶような間違いを犯し、その度訂正を受けながらも、決して最期まで日和って転向することは無かったらしい。
先日、テレビの「徹子の部屋」という長寿番組にこの歌の歌手「初代コロンビアローズ」が出演していたらしく、もしそれが本当ならば多分相当な高齢と思われるが、元気なのだろうか。
おや、旗を間違えたようだ。何やら文章も画像も支離滅裂になってしまった。
尚、私はガスパールをバスガールと見間違い、長年に渡って筒井康隆の長編小説のタイトルを「朝のバスガール」と信じ込んでいた。
今日、僕は偶然ミチコさんに会った。
可哀そうに咳をしている。
風邪でのどを傷めたらしい。
僕は龍角散トローチをあげて、
親切にうちまで送っていった。
うれしかった。
これで止めたら完全に手抜きと言われそうなので、もう少し書く。
遠い昔、私が髪の長い少女に恋焦がれていた頃、その子と雰囲気がよく似た村地弘美という美少女が、突然テレビのコマーシャルに現れた。
彼女は雨の日、赤い傘をさし、何も言わずに軽く会釈して通り過ぎて行く。それを見送る「僕」は、冒頭のように一人妄想を膨らませ最後にこう叫ぶ。
「と、日記には書いておこう」
まるであの頃の私自身みたいに。