横断歩道

 私は飲み物の多くを近所のコンビニで買っている。距離は200メートル足らずであるが、途中信号機の無い横断歩道を渡らなければならない。片側一車線、制限速度40Kmの狭い道ながら、交通量は多い。

 私は脊椎管狭窄症の為、杖をついて歩いており普通の人より速度が遅く、両方の車線を睨んで、かなり余裕がある時しか渡らない。

 一番いいのは車が止まってくれる事だが、殆どは通過するのが当たり前のように私を無視して行く。それでも偶には、止まってくれる優しいドライバーもいる。大抵は路線バスか大型トラックの運転手、後は自動車教習所の指導員指示の仮免車くらいか。

 私も車の運転はする。もし横断歩道前で待っている人を見かければ、余程の事情が無い限り、必ず止まるよう心掛けている。

 ♪ 人を労わる 思いやりが 少しでもあればこの世を嘆く事も無いのに ♪(詞:鈴木康博

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