季節の花(八月・立秋)

 最近、心なしか夜明けが遅くなったような気がする。調べてみると、「夏至」だった6月21日の日の出は午前4時24分、それに対し8月6日は午前4時53分なので、凡そ30分遅くなっている事になる。 

 そうやって日照時間は次第に減少し、9月23日の「秋分の日」を境に昼と夜の長さは逆転、12月22日の「冬至」まで夜はひたすら闇の領域を拡大してゆく。 

 そして今日8月7日は「立秋」。気温は未だ30度を超え、相変わらず真夏の日差しが照り付けてはいるが、暦の上ではもう「秋」の到来である。

 これからの日々、少しずつ秋らしい何かに出会う機会も増えてくる事だろう。例えば、早い朝、頬をよぎる涼やかな風。池のほとりを飛び交うトンボ。鮮魚売り場に置かれた「新さんま」の値札。古い友人から届いた残暑見舞いの葉書、等々。

 果たしてあなたはどのような「秋の気配」を感じるのだろうか。

 尚、今回もまた昨年の動画を流用した、悪しからず。

【カタカナは花名( )内は主たる花言葉(画質はHD以上推奨)

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