ブログ休止について

 読者の皆様へ

 前略

 先日来お伝えしている通り、この度、一身上の都合によりこの「風のかたみの日記」の投稿を暫くの間、休止する事と致しました。

 いつもお越し下さる読者の方々には誠に申し訳ありません。何卒、ご理解下さりますようお願い申し上げます。

 また、投稿休止に伴い、こちらから皆様の所へのお伺いも難しくなる事、お詫び申し上げます。何卒、ご容赦下さりますよう重ねてお願い申し上げます。

 尚、気が向いた時など、状況が許す場合は何か投稿する機会もあるかと思いますし、出来るだけ早い時期に再開する所存です。

 それではまた、改めてお会い出来る日を楽しみにしております。

 末筆ながら皆様方のご健勝と益々のご発展をお祈り申し上げます。

 草々

 令和四年七月吉日 風のかたみ 

      

アーカイブは7月5日まで

 引き続きブログ休止中ですが、山田ひかる(id:myuhikaru)さんに代わって大切な「お知らせ」をお伝えします。

 さて、去る6月5日「Cafe Duo Live vol.5 」とタイトルされた配信ライブをご覧になった方も多いと思う。

 勿論これは、5回にも渡り法外な金額をボッタくりまくったカフェの話などではなく、荒川泰さん(key.)と山田ひかるさん(vo.)という、「はてなブロガー」でありながら、れっきとしたプロフェッショナルのミュージシャンによるライブ演奏のネット配信の事。

 このライブのアーカイブ視聴期限が7月5日まで、というのがこの「お知らせ」の主旨である。

 因みにこのお二人は、毎回、違うテーマを決めて取り組んでおり、今回は1970年代、世界的に一世を風靡したカーペンターズを特集。今も尚、色褪せないスタンダード・ナンバーを絶妙なアレンジで聴かせてくれる。

 そして、荒川さんが奏でる華麗なピアノと、ひかるさんのハートウォーミングな優しいボーカルが織りなす珠宝のような調べの数々は、必ずやあなたの心を捉えて離さないに違いない。

 他にも、ノースリーブの衣装を着たひかるさんのたくましい美しい二の腕や、荒川さんの「まさかや~」のハモリ等々、見どころ、聴きどころ満載。

 チケットをお持ちの方は勿論、そうでない人も7月5日まで購入可能なので、是非、もう一度この「V.S.O.P」(very special one time performance)をご覧になることをお勧めする次第である。

(チケット購入はこちら)

(二人のブログはこちらから) 

 山田ひかる(id:myuhikaru山田 ひかるのブログ (hatenablog.com)

 荒川泰(id:ponpokosan) 荒川 泰 ブログ (hatenablog.com)

(ダイジェスト版)  

 

                

early summer 2022

 さも偉そうに休止宣言をしたばかりだと言うのに、その舌の根も乾かない内に1回だけ投稿する事にした。その前に先ず、

お寄せ頂いた皆様からの過分なる御厚情誠にありがたく、衷心より御礼申し上げます。

 自分でもかなり目一杯になっていた為、これはもう休むしかないと「お知らせ」を投稿して数日が過ぎてみると、未投稿の幾つかの下書きの中で、「アップしてくれ」とすがるように訴えているものを見つけ、これを取り敢えずの「打ち止め」にしようと気が変わった。と言うのも、私にとっては割と大きなニュースが入って来たからだ。

 ご存じの方も多い事と思うが、小田和正氏が8年振りにアルバムをリリースした。私はすっかり忘れていたのだが、事前予約をしていたので発売当日、我が家にCDが届いた。何やら正方形の下敷きのような物が付いており、これさえなければ。包装はもっとシンプルになるのにと思ったのは私だけだろうか。

 何か新聞記事でも無いかと探してみるとオリコンの記事を発見。

 揺るぎない云々とは褒め過ぎの感もあるが、実際、最近の小田氏に対し、批判的な意見は全く目にする事がない。

 同じくらい長くやっている人は他にも大勢いるし、大ヒット曲を持った人も沢山いる。それでも何故か「小田和正」というブランドは一線を画しているように思える。

 尤も学生時代、二人のオフコースによる中野サンプラザでの「秋行く街で」以来、ずっと彼等の音楽を聴き、自分でも曲を書いたりしてきた所謂「隠れオフコース・フリーク」の私は、それぞれがソロになって以降もコンサートへ通い、CDを購入し、気に入った曲を演奏したり・・・。そんな生活を続けて来た私が、今更、批判的な事を言える筈もない。

 今回もあまり期待せずヘッドフォンをかけて耳に神経を集中した。

1曲目「風を待って」:途中いきなり英語で「It’s gonna be alright」と歌っている。念の為、歌詞カードで確認すると「It is going to be alright」とある。何故、わざわざ書き直しているのだろう。

 さらっと聞き終えての個人的感想。私の友人は「殆どがタイアップ曲だ」と言っていたが、その言葉を借りるならば、言い方は悪いが「1曲で二度美味しい」という事か。

 

5曲目「so far so good」:イントロから「YES・NO」「ラブストーリーは突然に」に通じる流れを感じる。そもそも「ラブストーリー」はドラマ化するにあたって原作者の柴門ふみ氏から「YES-NO」のような曲に、とのリクエストがあったものだ。今回はどうだろうか。

8曲目「この日のこと」:恐らくコンサート会場に詰め掛けたオーディエンスに向けての歌という位置づけなのだろうが、この歌詞を聴くとどうしても私はかっての盟友、鈴木康博氏の事を想ってしまう。

 ♪ 同じ時を生きていた 別々の場所で

    聞かせて君の歌を その声で あの歌を ♪

 人は皆、例えばサイモンとガーファンクルが再結成するとかいった収まりのいい話が好きだし、それを歓迎する。私の中ではやはり、あのお通夜のような会場で二人きりで歌っていたオフコースを思い浮かべてしまうのだ。

 

 ところで、何かを創作する際、いくつものバリエーションがある事を「引き出しを沢山持っている」という表現をとる時がある。小田氏の場合、メロ1、メロ2、サビ、展開系等、それぞれに幾つかのひな型があり、それらを組み合わせる事によって1曲が構成されているという印象が強い。

 試しに別の曲のメロとサビを合わせても、何の違和感もないのはこの為だろうと私は睨んでいるが、私がそれをすると盗作になりかねないので躊躇しているところである。

 尤も、小田氏の最大の武器は「あの声」であり、「あの声」で歌いさえすれば、少々詰まらない曲も大抵は名曲に聞こえてくるのだが。

 何れにしても小田氏より随分若いにも拘らず、こちらは絶不調になってしまった。しかし私は全く諦めてはいないし、これからXX48等を蹴散らかしてオリコン1位を目指す位の気持ちはある(気持ちだけ)

 さて、ではまたお会い出来る日が来るまで、それまで今度こそは本ブログを休止致します。「へば!」 

             

     

お知らせ

 

 読者の皆様へ

 前略

 今般、一身上の都合によりこの「風のかたみの日記」の投稿を暫くの間、休止する事と致しました。

 突然のご連絡となり誠に申し訳ありません。何卒、ご理解下さりますようお願い申し上げます。

 また、ブログ休止に伴い、皆様の所へお伺いするのも難しくなります事、お詫び申し上げます。何卒、ご容赦下さりますよう重ねてお願い申し上げます。尚、気が向いた時など、状況が許せばこの限りではありません。

 それではまた、お会い出来る日を楽しみにしております。

 末筆ながら皆様のご健康と益々のご発展をご祈念申し上げます。 

 草々

      

Mom (id:Newday) さんが 作って下さったアイキャッチ💔

梅雨入り前(令和四年)

 前回「梅酒」の記事を投稿した6月6日、奇しくもその日、昨年より8日早く関東地方の「梅雨入り」が発表された。

 敢えて「奇しくも」と書いたのは、「梅酒」と「梅雨」、どちらにも「梅」という文字が入っているからだけで深い意味はないが、この場合の「梅」は春先に咲く花ではなく、果実の方を指すのは言うまでもない。

 「梅」という言葉は「桜」と同様、花は代表的な「春」の季語であり、また、どちらも果実(青梅と桜桃=サクランボ=)が熟す頃、即ち「仲夏(旧暦5月)」の季語でもある。恐らく、それだけ古くから人々の暮らしに馴染みのあるものだったのだろう。

 一方この時期、仲夏の花と言えば「紫陽花」。この花には晴天よりも、やはり雨の日が似合う。強いてこれに付け加えるとするならば、最近あまり見なくなった「でんでんむし・カタツムリ」位だろうか。

 今ネット上は、これでもかと「紫陽花」の写真で溢れている。生憎私は今年、あまり綺麗な紫陽花を撮ることが出来なかったので、そちらに譲るとして、梅雨入り前の写真散歩で撮影した草花の中から幾つか紹介したい。

(いつも通りPCではクリックで画像拡大)

【金糸梅(キンシバイ花言葉:「きらめき」「太陽の輝き」】

          

【アリウムギガンチウム 花言葉:「深い悲しみ」「正しい主張」この後、花は次第に赤く染まってゆく】

          

【花菖蒲(ハナショウブ花言葉:「うれしい知らせ」「優しい心」】

          

【白蝶草(ハクチョウソウ)ガウラ 花言葉:「負けず嫌い」「清楚」】

          

芍薬シャクヤク花言葉:「恥じらい」「謙遜」】

          

【忘れ草(ワスレグサ)ヘメロカリス 花言葉:「一夜の恋」「愛の忘却」】

          

【美人蕉(ビジンショウ)カンナ 花言葉:「情熱」「永遠」】

          

アメジストセージ 花言葉:「家族愛」「家庭的」】

          

【また会ったねカワセくん】

          

 蛇足ながら、私が好きな「梅」の文字を含む物を挙げるとするならば、太宰府名物「梅が枝餅」と虎屋の「夜の梅」位か。最近、食べてないなぁ。

 

      

あれは三年前

 


 つい先日、スーパーへ行くと入口付近に特設コーナーが設けられ「梅酒」造りに必要な材料、容器等一式、全てが揃えられている。

 『そうか、もうそんな時期か』 漠然と眺めていると、そう言えば我が家にも自分で漬けた梅酒があった事を思い出した。

 ところで、梅酒といえば「チョーヤ」が有名だ。この会社は大正時代に創業し、最初は生葡萄酒(ワインと言わないところがいい)、その後ブランデー等を経て、現在の梅酒メインの体制となったようだ。株式会社だがサントリー同様、非上場、独立系である。

 注目すべきは、同社の梅酒は100%国産の梅を使用し、添加物は一切使っていないという点。人工酸味料等を使った所謂「合成梅酒」が増加する中、この頑なさは尊い。これならわざわざ自分で造る必要など何処にも無いではないか。

 それが3年前、何を思ったか突然、私は自分で梅酒を仕込んだ。調べてみると、それから1年経った時点でブログに書いてあるのを発見。

 思い起こせば私が子供の頃、我が家にはあれこれ果樹酒があった。造っていたのは自分は一滴もアルコールを口にしない母で、飲むのは専ら父だった。その両方の血筋を受け継いだ私が、自分で造って自分で飲むようになったとしても何の不思議もない。

 【かなり前に造ったイチゴ酒とリンゴ酒】

          

 これがあまり美味くなかったせいで、やはり家庭で出来るリキュールの王道「梅酒」に挑戦しようと考えたのだろう。

【梅酒の材料と漬けた状態】

          

          

 青梅が綺麗だが、明らかに氷砂糖の量が多い。

【一番美味しくなると言われている2年後】

          

 当初、仕込んだ3瓶のうち一つは知人に進呈する予定であったが、生憎、新型コロナが発生した為、断念。「甘すぎる」など、何だ彼んだ言いながらも自家消費した。 

【そして現在の状態】  

          

 子供の頃、漬かった梅をボリボリ食べて少しイイ気分になった事を思い出し、取り出してかじってみたが、硬くてあまり美味しくなかった。

          

 さて以上、梅酒に関して言えば、やはり「チョーヤの梅酒」を買ってくるのが一番手っ取り早くて美味しい、というのが私の結論である。(何のこっちゃ)

      

私が好きな旋律(その?)

 以前から漠然とこの企画を考えていたのだが、いかにも「手抜き」という印象が否めず、併せて「えーっ、何これ、こんなんが好きなの、タルくて詰まらん」と馬鹿にされるのも心外だ。それ故、長い間、日の目を見る事もなく「下書き」の中に埋もれていた。

 今回、そのカビが生えたような「原稿」を引っ張り出してきたのは、ネタが無いというのは勿論だが、当初張り付けていたYouTubeのうち何曲かリンク切れになっており、このまま放置すれば、使い物にならなくなると考えたからである。

 さて、古今東西、世に「ヒットメーカー」と呼ばれる売れっ子や、「一発屋」で終わってしまったソングライター達が作った楽曲は数知れない。

 だが、その中で何故か琴線に触れる旋律というものがある。それは万人に共通する事もあれば、全く個人的趣味と見做される場合もある。

 今回は敢えて後者、恐らく殆どの人が感動しないであろう私が好きなメロディーラインを持つ曲を紹介したいと思う。と、これだけエクスキューズしたので詰まらない曲であっても許して頂けるだろう。

 

 1.マリン・ブルー/マザーグース 

 金沢から上京した女の子3人組。編曲:山下達郎、演奏:ティン・パン・アレ、ジャケットデザイン:ユーミンという超恵まれた環境にいながら、突然故郷に帰ってしまい、それっきり。本当は別の曲にしたかったのだが、残念ながらYouTubeから消えていたので。 

 2.白いページの中に/柴田まゆみ 

 ヤマハポプコンで生まれて曲。♪ 長い長い坂道を 今登ってゆく ♪ の部分のメロディーが耳について離れなくなってしまった。柴田まゆみなるミュージシャンが、この曲以外どのような活動をしたのかは知らない。

 3.さらば愛の季節/ヒデとロザンナ 

 何を思ったか突然ヒデとロザンナ登場。作曲はNHK「ステージ101」の音楽監督を務めた東海林修。後にコーラスグループ「サーカス」がカバーした。ロザンナの最後の雄叫びはいただけない。

 4.REACH OUT IN THE NIGHT/八神純子

 これは八神純子の夫ジョン・スタンレーが作曲、息の合ったデュエットを披露している。洒落たメロディーと八神の歌唱力の高さが光っていると思うが。

 5.もう海には帰れない/イルカ

 一連の菊池桃子のヒット曲等を手掛けた林哲司の作品。イルカのファンには申し訳ないが、歌い手が彼女でなければもっとヒットしたのではないか、と思う。

 6.ホントだよ/柴咲コウ 

 聞く所によると、柴咲コウ小田和正に一所懸命手紙を書き、この曲を作ってもらったとの事。イントロからもう小田節炸裂。

 以上6曲。歌っているのは全て日本人の女性ばかりになってしまった。改めて聴き直してみると、どれも似たような・・・。まあ、あれこれ浮気はしない、という事にしておきたい。