植物

季節の花(令和三年四月)

いきなり夏日である。こちらは未だ衣替えも済んでいないと言うのに、早くもTシャツ一枚で街を歩く若人の姿が散見されるようになった。 花粉症は近所の内科で薬を出して貰い随分楽になったものの、今度は遠くタクラマカンやゴビの砂漠から偏西風に乗って黄砂…

ブログ開設3周年

最近ブログを書くのに四苦八苦する事が多くなった。構想だけなら簡単に思い浮かぶが、いざ文章にするとなると直ぐに行き詰まってしまう。 あまりイイ加減な事は書けないし、誤字脱字は勿論の事、同じ単語や表現を繰り返すようなセンスの無いモノにもしたくな…

令和3年 桜紀行

<3月26日「オオシマザクラ」と「おまけ」の画像を追加しました> 3月22日、先月7日から1都3県に発令されいていた緊急事態宣言が解除された。とは言ってもコロナ禍の状況が好転した訳ではなく、近い将来ワクチン接種が功を奏する事を願いつつ、それま…

季節の花(令和三年三月)

ここ暫く鳴りを潜めていた「花粉症」が突然復活、目は痒く鼻水が止まらない。外出時、鼻はマスクである程度防げるが、目を保護するアイテムと言えば、せいぜい水泳用のゴーグル位しか持っておらず、流石にあれを付けて街中を歩く訳にはいかないだろう。 最初…

マクロの決死圏

前回に続き写真の話である。尚、専門的な知識や技術に関する記述、役に立つティップス等は一切無いので予め御承知頂きたい。 さて、私が28㎜/3.5、単焦点のマクロレンズを入手した件は既に述べた。後は実際に使って慣れるしかないと考え、70-300mmのズーム…

as close as possible

所謂「三寒四温」なのか、このところ気温が乱高下気味で毎日着る物に迷う。風邪をひかないよう手洗いとウガイを欠かさず、とにかく気をつけるしかない。 散歩も不要不急の外出に該当するか悩ましいところではあるが、少しは身体を動かさなければならないので…

季節の花(「梅」図鑑)

梅と桜は非常によく似ている、と思う。同じ「バラ科サクラ属」なので当たり前と言えばそれ迄だが、写真を一目見ただけでは到底判別は出来ない。 しかし、どちらも古くから我が国の文化に溶け込んだ花であり、その区別がつかない等ということは、日本人として…

緊急投稿「新型コロナからの生還」

本年1月8日から再発令中の緊急事態宣言が、今日2月2日、東京や大阪など10都府県を対象に3月7日まで延長された。感染者数の状況等を鑑みて、ある程度予想は出来た事なので特に驚きはしないが、これから述べる「ある知らせ」の方は思いもかけないもの…

季節の花(師走)

毎年この時期になると薄墨で書かれた定型文の葉書が届く。かってその文面の主語は「祖父が」か「祖母が」であり、やがてそれが「父」か「母」に変わって、ついには本人の名前が記される事となる。 しかしそれは避けては通れない自然の摂理。枯れ果てた一年草…

季節の花(霜月)その三

このブログを更新するタイミングについて特に決めている訳ではないが、今月はいつになく記事数が少ない。それと言うのも最近文章を書く事が大儀に思えて仕方が無いのである。 元来筆者は滔々と高説を垂れる程の蘊蓄も無く、仮に何か書いたところで以前読んだ…

季節の花(霜月)その二

iOS のバージョンが 14 になって以降、それまでの使い方が突然出来なくなったりして少々面喰っていた。しかも、そうこうしているうちに今度は Windows 10 が訳の分からないバージョン 20H2 とやらにアップデートしてしまい、これもまた何となく使い勝手が悪…

季節の花(霜月)その壱

11月8日、暦の上では既に「立冬」を迎えたというのに気温はあともう少しで「夏日」に迫る23度を記録した。日本には「小春日和」なる洒落た言葉があるが、そう呼ぶには少々暑過ぎるような気もする一日だった。 幾ら季節の変わり目とは言え、このような気…

季節の花(神無月)

前回10月12日に「季節の花(長月)」を投稿したばかりだと言うのに気が付けばもう今月も半ば。年末まで既に80日を切ってしまった。 然るに筆者が折々に撮影した写真は外付けハードディスク内にシコタマ貯まったままで、この調子では季節外れ、且つ賞味…

ただその40分間の為だけに(後書)

9月3日に連載をスタートした「ただその40分間の為だけに」というタイトルの物語は、10月9日無事最終回を迎えた。書き終えた今、感じる事と言えば「よく最後まで続けられたな」それしかない。 正直な話、何度か途中で止めてしまおうと考えた時もあった…

季節の花 葉月 (ニ)

今週のお題は「暑すぎる」との由。確かに梅雨明け以降、いきなり猛暑日が続き、気象情報等では「命に関わる暑さ」という言葉を用いて熱中症への注意喚起を行っている。 暑さを形容する文言が年々先鋭化しているような気もしないではないが、しかし残念な事に…

季節の花 葉月 (一)

8月1日。朝、カーテンを開くと久方の青空。唯それだけの事で気持ちが晴れる。朝食も摂らずカメラ片手に車を走らせる。行き先はいつもの「川口グリーンセンター」。 午前8時40分、開園前の駐車場には既に数台の先客。この時間帯に訪れる人の殆どは重装備…

ハーフは嫌(Half a year)

そろそろブログを更新するタイミングかと思いつつ、いつものように全くやる気が出ない。そこで「はてなブログ」の「今週のお題」を覗くと「2020年上半期」の文字。どうやらこの半年間を振り返ってみようという企画らしい。 と、その時突然、楽する事ばかり考…

季節の花(文月)

今年もまた記録的な豪雨により各地に甚大な災害が発生、数多くの掛け替えのない命と財産を奪った。このようなニュースを見る度に、これだけ科学が進んだ現代、しかもその最先端を行く日本において、未だに自然災害を防ぎきれないという現実をもどかしく思う…

梅雨の晴れ間

暫く天気の悪い日が続いた。「梅雨だから仕方がない」と言ってしまえば身も蓋もないが、7月2日、この日は予報通り朝から「これはもう出掛けるしかない」ような快晴。取敢えず55~200mmのズームレンズを装着したミラーレス一眼だけを手に車に乗る。行き先は…

季節の花(水無月2)

梅雨入り宣言から凡そ一週間余り。真夏を思わせる気温の中、流石にマスクを付けたまま炎天下を歩くのは、かなり危険である事を体感した。そして漸く昨夜から雨が降り続き、梅雨らしい肌寒い朝が訪れた。 新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言解除後も、食料…

季節の花(水無月1)

暫くの間ブログの事は忘れてリフレッシュしようと考えた。「主語と述語の関係は正しいか、漢字は間違っていないか、『てにをは』は妥当か」等々、日常生活をする上であまり重要ではない事柄を考える手間から逃れたかったのだ。 ところがどっこい、そうは問屋…

桜前線異常なし

唐土を発した疫病が如何に猛威を振るおうと、時は流れ季節は廻り来る。枝木に萌える鮮やかな新緑、頬にそよぐ柔和な風、窓辺に咲いた薫衣草の香り。移ろい行く景色の彩りを、君は今誰と見ているのだろう。 なんちゃって。柄にもない書き出しで始めてみたが、…

SERENADE FOR STRINGS

いつの頃からかストリングスのアレンジに興味を持つようになり、専ら主旋律にぶつからない心地良い裏メロ作りに生き甲斐を感じながら、いつかは洒落た弦楽曲を自分でも作りたいと考えていた。 しかし考えるのは勝手だが現実はそれ程甘くはない。私の音楽の知…

桜の森の満開の下

新型コロナウイルスに関する一連の出来事については、日々新たな展開を見せるので敢てここでは触れないものとする。 さて今日3月27日は七十二候の一つ「桜始開」。併せて3(さ)x9(く)=27という語呂合わせから「日本さくらの会」が1992年に「桜の…

今日のソメイヨシノ・観察日記

小学生の頃、夏休みの宿題で植物などの「観察日記」をつけた方もおられるのではないかと思う。私にもそんな記憶はあるが、一体何を観察したのか今ではすっかり失念してしまった。大方アサガオかヒマワリの種をまき、発芽から開花するまでを写生しメモを書い…

安行寒桜 (その4)北浅羽桜堤公園

寒の戻りがあったせいで少し遅れたようだが、いよいよ本格的な桜の季節の到来である。 とは言っても新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威の前に「お花見」どころの話では無い。数多の桜の名所のイベントやライトアップも中止になってしまい、感染対策として…

安行寒桜 (その3.07)

埼玉県の南東部に位置する川口市に「川口元郷」なる駅があるという。地図で確認すると走っているのは「埼玉高速鉄道」という名のあまり馴染みの無い路線。 当該鉄道は、大都会「東京」とド田舎「埼玉」を隔てる荒川に架けられた「新荒川大橋」の東京側の袂、…

安行寒桜 (その3)

このブログを見た友人から「君がそんなに桜を好きだったとは知りませんでした」と連絡があった。確かに自分でも今回の「安行寒桜(アンギョウカンザクラ)」を巡る彷徨を、ここまで引き摺る事になろうとは思いも寄らない展開である。 考えてみれば、物心がつ…

安行寒桜 (その2)

「海寿山 満福寺 密蔵院」は日本史の時代区分に於いて室町時代にあたる1469年に中興された、御朱印十一石を有する真言宗智山派の古刹である。このように書くと、あたかも仏教について造詣が深いと思われるかも知れないが、自慢ではないがその方面の知識…

安行寒桜 (その1)

このところ彼方此方で「河津桜」の写真を目にするようになった。この桜は「オオシマザクラ」と「カンヒサクラ(ヒカンサクラ)」の自然交配種であり、静岡県賀茂郡河津町にて発見された事からこの名が付けられたとの由。花弁の紅色が一般的な「ソメイヨシノ…