今日のソメイヨシノ・観察日記

 小学生の頃、夏休みの宿題で植物などの「観察日記」をつけた方もおられるのではないかと思う。私にもそんな記憶はあるが、一体何を観察したのか今ではすっかり失念してしまった。大方アサガオかヒマワリの種をまき、発芽から開花するまでを写生しメモを書いたのだろう。

 拙ブログではここ暫く、偶然その名を知った「安行寒桜」を追いかけてきた。桜は「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」の詩の如く、春の訪れを告げる美しく、そしてほんの少し切ない、自然界から届く季節の便りである。

 ところで、日本には野生種の他「自然」と「人工」の交配に因り、実に600種類もの桜が存在する事をご存知だろうか。その中で「ソメイヨシノ」は気象庁の開花観測基準となっている事もあって代表格と言える。

 この桜は江戸時代、現在の東京都豊島区駒込にあたる染井村の植木職人が「エドヒガンザクラ」と「オオシマザクラ」を交配して生まれた園芸用品種で、これが昭和30年代から40年代にかけて全国に広まり、今では「桜」と言えばこの種を指すようになったものらしい。

 さて今回、天気予報で紹介される靖国神社の開花状況を眺めながら、私はふと童心に帰り(決して幼児後退ではない)「ソメイヨシノ」の観察日記をつける事を思いついた。

 とは言ってもスマホで写真を撮るだけの、いつもの手抜き企画ではあるが、取敢えず観察する場所を一か所に固定する「定点観測」とでも書けば、少しは尤もらしく聞こえるかも知れない。

  早速3月1日から観察開始。ただ写真を撮るだけでは詰まらないので、日頃あまり活用していないTwitterに#イマソラを付けてアップする事にした。以下のその抜粋。

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 尚、Twitterのアカウント名「OM-42PS」は、私が所有するC.F.Martin社のギターのモデル名で、詳しくここに書いている。興味がある方はご参照頂きたい。

kaze-no-katami.hatenablog.jp

  そして今やすっかりマイブームになった感のあるYoutubeを、今回また性懲りもなく作成したので御覧願えれば幸いである。   


今日のソメイヨシノ/風のかたみの日記 

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