たとえどれほど新型コロナウイルスが変異を繰り返し、如何に猛威を振るおうとも、時の流れと共に季節は巡り、花は開花を決して忘れる事はない。
今年1月4日、沖縄県那覇市を発した桜前線はその後も北上を続け、5月8日、4か月の旅の末、ついに北海道稚内市に到達したという。
思い起こせば、私が古いデジタル一眼レフの埃を払い草花を撮影、このブログに掲載するようになって2年が過ぎた。
その間にカメラはミラーレス一眼になり交換レンズも拡充、ブログ原稿に直に張り付けていた写真は YouTube の動画に変わった。
最初の頃、ともすれば梅や桜、ハナミズキ、紫陽花、コスモス等々といった、折々を象徴する花ばかりに目が行き、同じような写真の羅列に終わる事も屡々あったが、何時しかこれまで気にも留めなかった路傍の草花に心惹かれるようになり、ついシャッターを切る癖がついてしまった。
そうなると今度は花の名前を調べるのに一苦労である。幸い最近はスマートフォンのアプリを使えば、ある程度の情報は得られるので重宝しているが、それでも完全とは言えない。
今回は、そのようなあまり一般的には知られていないと思われる花を中心に紹介してみたい。
尚、この「季節の花」シリーズでは前回から花の名前を表示するようにしたが、今回は更に「 」内に花言葉を添えてみた。名前等に誤りがある場合、遠慮なくご指摘下されば幸いである。