植物

SERENADE FOR STRINGS

いつの頃からかストリングスのアレンジに興味を持つようになり、専ら主旋律にぶつからない心地良い裏メロ作りに生き甲斐を感じながら、いつかは洒落た弦楽曲を自分でも作りたいと考えていた。 しかし考えるのは勝手だが現実はそれ程甘くはない。私の音楽の知…

桜の森の満開の下

新型コロナウイルスに関する一連の出来事については、日々新たな展開を見せるので敢てここでは触れないものとする。 さて今日3月27日は七十二候の一つ「桜始開」。併せて3(さ)x9(く)=27という語呂合わせから「日本さくらの会」が1992年に「桜の…

今日のソメイヨシノ・観察日記

小学生の頃、夏休みの宿題で植物などの「観察日記」をつけた方もおられるのではないかと思う。私にもそんな記憶はあるが、一体何を観察したのか今ではすっかり失念してしまった。大方アサガオかヒマワリの種をまき、発芽から開花するまでを写生しメモを書い…

安行寒桜 (その4)北浅羽桜堤公園

寒の戻りがあったせいで少し遅れたようだが、いよいよ本格的な桜の季節の到来である。 とは言っても新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威の前に「お花見」どころの話では無い。数多の桜の名所のイベントやライトアップも中止になってしまい、感染対策として…

安行寒桜 (その3.07)

埼玉県の南東部に位置する川口市に「川口元郷」なる駅があるという。地図で確認すると走っているのは「埼玉高速鉄道」という名のあまり馴染みの無い路線。 当該鉄道は、大都会「東京」とド田舎「埼玉」を隔てる荒川に架けられた「新荒川大橋」の東京側の袂、…

安行寒桜 (その3)

このブログを見た友人から「君がそんなに桜を好きだったとは知りませんでした」と連絡があった。確かに自分でも今回の「安行寒桜(アンギョウカンザクラ)」を巡る彷徨を、ここまで引き摺る事になろうとは思いも寄らない展開である。 考えてみれば、物心がつ…

安行寒桜 (その2)

「海寿山 満福寺 密蔵院」は日本史の時代区分に於いて室町時代にあたる1469年に中興された、御朱印十一石を有する真言宗智山派の古刹である。このように書くと、あたかも仏教について造詣が深いと思われるかも知れないが、自慢ではないがその方面の知識…

安行寒桜 (その1)

このところ彼方此方で「河津桜」の写真を目にするようになった。この桜は「オオシマザクラ」と「カンヒサクラ(ヒカンサクラ)」の自然交配種であり、静岡県賀茂郡河津町にて発見された事からこの名が付けられたとの由。花弁の紅色が一般的な「ソメイヨシノ…

目指せ、梅林ガル

新型コロナウイルスの感染が止まらない。ニュースを見る度に増え続ける患者の数に、暗澹たる思いに駆られる。しかも有効な解決策は未だ確立されず、不安が募るばかりだ。 その昔、AIDSが確認されて間もない頃、お隣中国では「或る地方のエイズ村から大量…

冬来たりなば春唐辛子?

相変わらずショーもない親父ギャグに固執しているのである。しかもその執着心たるや駄洒落に止まらず、先だって蠟梅を見に出かけた川口グリーンセンターを気に入り、迷わず年間パスを購入したのである。(尚、入場料は1回310円、年間券は1,070円とお得) こ…

未だ咲いとらん梅(ばい)

全く何の脈絡も無く、いきなり九州弁のタイトルである。しかも「梅」の訓読みと彼の地の方言特有の接尾語「ばい」で韻を踏むという高レベルの親父ギャグなのである。と、一人悦に入ってみたものの、何か物足りない。 気象庁発表によれば今年は暖冬だという。…

まだまだ紅葉狩り

今月6日、奥日光まで紅葉狩りに出掛けた。しかし樹々の色づきは今一つ。満たされない想いを抱いたままでは、精神衛生上良くないと考え、次なるターゲットを物色していた。 15日をもって来春まで閉山する上高地や、伝承の巨人「ダイダラボッチ」が盛り土し…